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COLUMN - 「ミュージカル落語 ~世界でオンリー1!“ミュージカル落語”~」 -

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「ミュージカル界と落語界の違い」

「ミュージカル落語ってどんなものですか?」とよく訊かれる。
答えは、“イチゴ大福”です。イチゴと大福、合わないようで、ご存じのように、これがとっても美味しい。ミュージカル落語もそんな感じです。

私は、劇団四季で9年3か月、ステージに立っていました。客席は、いつも千人以上の大観衆。
34歳の時に噺家へ転身。寄席の高座に上がると、客席は3人なんてことも。ありゃりゃ~。
演劇やミュージカルの場合、客席は真っ暗。お客様の顔は見えない。
しかし、寄席は、客席も明るく、お客様のお顔がよく見える。笑顔も、無表情も。欠伸も、寝顔も、はっきりくっきり!
劇場は、飲食禁止。しかし、寄席は、エニシングOK!
レジ袋のガサつく音がたまりませーん。入門したての頃、前座として上がる時間帯は、大抵がお弁当タイム。みんな美味しそうに食べてます。前座は、給金一日千円。ろくなものを食べてないので、お腹が減ってくるぅ~。キュ~~、と。(究斗はそこから???)

ミュージカル落語

ミュージカルの場合、開演2時間半前には楽屋入りし、ウォーミングアップ、発声練習、ミーティングし、リハーサルの場当たり稽古。そして、メイクをして開演を迎える。食事は、本番の3時間前に済ませることが慣例。
一方落語は、出番の20分前に入ればなんら問題なし。たとえ出番に遅れてもなんとかなったりします、正直。ストレッチや発声練習してる噺家なんて、見たことがなーい。メイクもしません。出番直前でも楽屋に食べ物があれば、食べる、食べる。


このように落語は、フットワークが軽いのです。ミュージカルを演ってくれとなると会場の環境が必要です。落語は、座布団があればどこでもできます。いや、、、なくたってできる(笑)


ミュージカル落語もそうなんです!

とにかく三角膝ガクガク。百聞は一見にしかず!
“ミュージカル落語”を一度体験していただけると幸いです。




三遊亭究斗(さんゆうてい・きゅうと)

(文)
三遊亭究斗(さんゆうてい・きゅうと)

プロフィール
劇団四季在団10年間に数多くのミュージカル・ストレートプレイに出演。
ロンドン・中国・シンガポール等の海外公演にも参加。
2003年~2004年まで東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」テナルディエ役で出演。
2004年より『ミュージカル落語』を新開拓。古今東西の“名作”や波瀾万丈の“偉人伝”を、わかりやすく、面白く“語り歌う”エンターテイメントが大好評!
2008年TBS『ニュース23』、2011年NHK『いっと6けん』で特集され、注目を浴びる。
2010年より「教育が一番!」を掲げ、講演活動に力をいれる。教育と娯楽を合わせたエデュテイメントが大評判!
特に平成23年度文化庁芸術祭参加作品に選考された「一口弁当」が大人気!
イジメ撲滅の願いを込めた「笑い」と「涙」に溢れた感動的な作品。教育関係はもちろん、様々な企業・地方自治体からオファーが殺到している。 香川県出身。1963年2月6日生まれ、水瓶座。AB型。